はじめに:NIKE ACGとは?
NIKE ACG(ナイキ・エーシージー)は、「All Conditions Gear」の略称で、1989年にナイキがスタートさせたアウトドアラインです。過酷な自然環境でも耐えうる高機能ウェアやシューズを展開し、登山・トレッキング・キャンプなどアウトドアシーンを中心に注目を集めてきました。
しかし近年では、古着市場やストリートファッションでも人気が再燃しており、90年代のアイテムは高値で取引されることも珍しくありません。本記事では、NIKE ACGの魅力やおすすめの古着アイテム、見つけ方のポイントを詳しく解説します。
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NIKE ACGが古着として人気を集める理由
機能性とデザイン性の両立
NIKE ACGの最大の特徴は、高い機能性を持ちながらも、デザイン性を妥協していない点です。防水・防風・耐久性といったアウトドア仕様の素材を使用しつつ、90sライクなカラーリングやシルエットでストリートでも映えるアイテムが多数。
たとえば、パープルやイエロー、ティールグリーンなどのビビッドカラーを使ったジャケットは、現在のY2Kや90sリバイバルのトレンドにもマッチします。
90年代ヴィンテージの希少性
特に1990〜2000年代初期のACGアイテムは、生産数が限られており希少性が高いです。タグにも特徴があり、「ACG」の三角ロゴが入ったタグは、コレクターやファンにとっての“当たり”アイテムのサイン。状態が良いものは、1万円〜3万円以上で取引されることもあります。
ストリートとアウトドアの橋渡し的存在
現代ではアウトドア×ストリートのミックススタイルが主流。その中心的な存在としてNIKE ACGが再評価されています。特にゴアテックス素材のジャケットやカーゴパンツなどは、街でも使える実用性の高さが支持されています。
古着で狙うべき!おすすめNIKE ACGアイテム5選
1. ACG マウンテンジャケット
防水・防風性能を備えた代表的なアイテム。カラーブロックデザインやビビッドカラーが特徴的で、サイズ感もややオーバーサイズのため、ストリートコーデにピッタリ。状態が良いものは古着でも1万円〜2万円の価格帯。
2. ACG フリースジャケット
冬におすすめなのが、厚手で保温性に優れたフリースジャケット。特にポーラテック素材を使用したモデルは人気が高く、胸元や袖にACGロゴが入っていればなお良し。
3. ACG カーゴパンツ
ポケットの多さやシルエットの美しさが魅力。特にナイロン素材のモデルは軽量で動きやすく、春秋に活躍します。スニーカーと合わせてミリタリーテイストに仕上げるのもおすすめ。
4. ACG ゴアテックスシューズ
ACGラインにはシューズも展開されており、アウトドアシーンでも活躍。特にゴアテックス仕様のハイキングブーツやトレイルシューズは、防水性と通気性に優れ、ファッションアイテムとしても重宝されます。
5. ACG キャップ・ハット
小物も見逃せません。90年代後期のACGロゴ入りキャップやナイロン素材のバケットハットは、古着屋でも見かけるとすぐ売れる人気アイテムです。
タグの見分け方:年代を知るヒント
NIKE ACGのアイテムを古着で購入する際、タグを見ることでおおよその年代を把握できます。
- 1990年代:三角形のACGロゴ。紫×黒のタグが多い。
- 2000年代前半:ロゴデザインがややシャープに。タグの色合いも変化。
- 2010年代以降:現代的なフォントに刷新され、タグもシンプルな黒ベースに。
このようにタグを確認することで、アイテムの価値を見極めやすくなります。
NIKE ACGをお得に見つけるコツ
フリマアプリを活用する
メルカリやラクマなどのフリマアプリでは、意外と安く出品されていることもあります。「ナイキ ACG」「ヴィンテージ ACG」などのキーワードでこまめに検索すると掘り出し物が見つかるかも。
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実店舗の古着屋もチェック
中目黒や下北沢、アメ村などの古着屋には、ハイクオリティなACGアイテムが並ぶことも。特にシーズン前の春や秋は仕入れも多く、選び放題です。
スタイリング例:ACGを使った古着コーデ
- メンズ:ACGマウンテンジャケット×フリースパンツ×トレッキングシューズで男らしく。
- レディース:ACGフリース×スカート×スニーカーでアウトドアMIXスタイル。
カラーアイテムが多いため、インナーやパンツをシンプルにまとめるとバランスが取りやすくなります。
まとめ:NIKE ACGは古着好きならチェック必須!
NIKE ACGは、アウトドアとストリートの魅力を兼ね備えた希少なブランドライン。特に90年代〜2000年代のアイテムは、機能性とデザイン性が両立しており、今後さらに価値が高まる可能性もあります。
古着せどりを行っている方にとっても、ACGは利益率の高い狙い目アイテム。日々のリサーチやタグの見極めをしっかり行い、ぜひ仕入れ候補に加えてみてください。