古着の世界には、
「服そのもの」だけでなく、カルチャーと共に語られるブランドがあります。
KANGOL(カンゴール)は、まさにその代表格です。
単なる帽子ブランドではなく、
・時代
・音楽
・ストリート
・人種やカルチャー
と強く結びつきながら評価されてきました。
この記事では、
- KANGOLの成り立ち
- なぜ古着市場で価値が落ちないのか
- 定番アイテムの意味
- 他ジャンル古着との違い
- 古着として向き合う視点
を、長く参照できる知識記事として解説します。
KANGOL(カンゴール)の起源とブランド背景
KANGOLは1938年、イギリスで誕生しました。
元々は帽子専業ブランドとしてスタートし、
軍用・作業用・日常用のヘッドウェアを製造していました。
ここで重要なのは、
KANGOLが「ファッション目的」から始まったブランドではない、という点です。
この成り立ちは、
- ワークウェア
- ミリタリー
- アウトドア
と同じ思想を持っています。
👉 関連記事:【保存版】ヴィンテージワークウェア完全ガイド|歴史・ブランド・古着市場での価値を徹底解説
なぜKANGOLは古着市場で評価され続けるのか
KANGOLが一過性の流行で終わらなかった理由は、カルチャーとの結びつきにあります。
1980〜90年代、KANGOLは
- ヒップホップ
- ブレイクダンス
- ストリートカルチャー
と強く結びつきました。
有名アーティストやダンサーが着用したことで、「帽子」から「アイコン」へと昇華していきます。
👉 関連記事:【古着好き必見】STUSSY(ステューシー)の魅力と選び方|ストリートの王道ブランドを解説!
KANGOLが持つデザインの普遍性
KANGOLの魅力は、派手さではなく 完成された形 にあります。
- 丸みのあるシルエット
- 主張しすぎないロゴ
- 年代を超えて成立するデザイン
これは、「時代に寄せたデザイン」ではなく
長く使われる前提で作られているからです。
この思想は、ミリタリージャケットやワークパンツとも共通します。
古着で押さえたいKANGOLの定番アイテム
KANGOLを古着として理解するうえで、代表的な形を知っておくことは重要です。
ベレー帽(Beret)
ブランドを象徴する存在。
シンプルながら、被るだけで雰囲気が完成します。
ハンチング(504・507シリーズ)
KANGOLの定番中の定番。
ストリートからクラシックまで幅広く対応。
バケットハット
90年代カルチャーを象徴するモデル。
今なお再評価が続いています。
アパレルライン(スウェット・ジャケットなど)
帽子の思想を引き継いだ、シンプルで主張しすぎないデザインが特徴。
👉 関連記事:【古着好き必見】スウェットの魅力と選び方|人気ブランドや年代別の特徴を徹底解説!
KANGOL古着を年代・背景から見る視点
KANGOLの古着では、
- タグ表記
- ロゴデザイン
- 生産国
- 素材感
などから、おおよその年代背景を読み取ることができます。
ただし、年代を断定すること自体が目的ではありません。
重要なのは、
「どの時代に、どんなカルチャーと結びついていたか」を知ることです。
👉 関連記事:古着のタグの見分け方と年代別の特徴|初心者でも分かる簡単チェックポイント
古着としてKANGOLと向き合うときの考え方
KANGOLは、
- トレンドアイテム
- コーデの主役
というより、スタイルを支える存在です。
無理に目立たせる必要はなく、全体の空気感を整える役割を担います。
これは、
「主張しすぎない名品」が長く愛される理由でもあります。
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まとめ|KANGOLは“文化を被る古着”
KANGOLは、
- 英国の実用品として生まれ
- ストリートカルチャーと融合し
- 今も古着として価値を保ち続けている
非常に珍しいブランドです。
流行りだからではなく、背景を知ることで面白さが増す古着。
KANGOLは、「古着の図書館」において
永久保存すべきブランドのひとつと言えるでしょう。

