はじめに:古着を売ってみたいけど、どこで売ればいい?
「着なくなった服を売ってみたい」
「副業として古着販売に挑戦してみたい」
そんなとき、誰もがまず悩むのが“どこで売るべきか”という点です。
主な選択肢は以下の2つ。
- 古着屋(リサイクルショップやセレクト系)に持ち込む
- メルカリなどのフリマアプリで自分で売る
どちらにもメリット・デメリットがあり、目的や性格によっておすすめは異なります。
この記事では、「初心者が服を売る」場面を想定し、古着屋とメルカリを比較しながら、それぞれの向いているタイプや注意点を解説していきます。
古着屋で服を売るメリット・デメリット
古着屋の特徴
古着屋やリサイクルショップは、店舗に服を持っていくだけで、その場で査定&現金化してくれるスタイル。
代表的な店舗:
- セカンドストリート
- BOOKOFF SUPER BAZAAR
- トレファクスタイル
- ドンドンダウンオンウェンズデイ など
メリット
1. とにかく「手間が少ない」
写真を撮ったり、説明文を書いたりする必要なし。
「持ち込む→査定→現金化」まで30分以内で完了することも。
2. 一度に大量に処分できる
不要な服をまとめて20着、30着と持ち込んで一括で査定できるので、引っ越しや断捨離にも最適。
3. ブランドや人気ジャンルなら高価買取も
人気ブランド(ノースフェイス、シュプリーム、アディダスなど)やトレンドアイテムは、古着屋でも意外と高値がつくことがある。
デメリット
1. 「とにかく安い」査定にがっかりすることも
ファストファッション(GU、ユニクロなど)は1着10円〜50円以下ということもザラ。
「思い出の詰まった服なのに、こんなに安く…?」と感じる人も多い。
2. 状態にかなりシビア
シミ、毛玉、少しの色落ちでも「買取不可」になる可能性がある。
3. 査定がブラックボックス
なぜその金額なのか明確な説明がない場合が多く、「安く買いたたかれてるかも」と不安に感じることも。
メルカリで服を売るメリット・デメリット
メルカリの特徴
フリマアプリ最大手のメルカリでは、自分で値段をつけて、自分のペースで販売できます。スマホ1台で完結可能。
メリット
1. 自分で価格設定できる
古着屋と違って、自分の思う価格で出品できるのが最大の魅力。
市場を見ながら、需要のあるアイテムなら数千円〜1万円以上の売上も可能。
2. 利益率が高い
1着あたりの利益は、古着屋より圧倒的に高くなりやすい。
うまくいけば、1,000円で仕入れた古着を3,000円で売ることも十分可能。
3. 交渉や工夫で売れやすくなる
- 写真の撮り方
- タイトルの工夫
- ハッシュタグの使い方
など、自分で調整できる項目が多く、**「売れる楽しさ」**を感じやすい。
デメリット
1. 時間と手間がかかる
- 写真を撮る
- 商品説明を書く
- 発送手続きをする
など、毎回の作業量は意外と多い。特に初心者は最初戸惑うことも。
2. 売れるまで時間がかかることも
出品してもすぐには売れず、数週間以上売れ残るケースもある。
3. トラブルのリスク
- 商品の状態についてのクレーム
- 到着後の返品希望
- 理不尽な評価をされることも
初心者は**「丁寧な対応力」**も求められるため、精神的に疲れることもあります。
両者を比較表で整理!
項目 | 古着屋 | メルカリ |
利益 | 少ない(1点10〜200円) | 高め(数百〜数千円) |
手間 | 少ない(持ち込むだけ) | 多い(撮影、発送、対応) |
時間 | 即日現金化 | 売れるまで日数がかかる |
在庫管理 | 不要 | 自宅で保管 |
査定の自由度 | なし | 自分で設定可能 |
売れる楽しさ | 少なめ | 高い |
トラブル対応 | なし | あり(返品・評価など) |
初心者におすすめなのはどっち?
「とにかく手間なく処分したい」なら → 古着屋
こんな人におすすめ:
- 引っ越しや断捨離で大量処分したい
- あまり時間がない
- 収益よりも手間を省きたい
- トラブルが面倒で避けたい
「少しでも高く売りたい・副業にしたい」なら → メルカリ
こんな人におすすめ:
- 少数でもしっかり稼ぎたい
- 服が好きで見る目がある
- 写真や文章を書くのが苦じゃない
- 副業として月数万円稼いでみたい
ハイブリッド戦略もアリ!
実は、「古着屋 or メルカリ」ではなく両方を使い分けるのが一番効率的な方法かもしれません。
- 売れそうなブランド・状態が良いもの → メルカリへ出品
- ノーブランド・傷みがあるもの → 古着屋へまとめて処分
これなら、高く売れるものだけをメルカリで扱い、時間も収益も無駄にしない副業戦略が取れます。
まとめ|自分のライフスタイルに合わせて選ぼう
古着を売る方法には、それぞれ一長一短があります。
- 「時間がないけどサクッとお金にしたい」→ 古着屋
- 「時間がかかっても収益を伸ばしたい」→ メルカリ
どちらが“正解”というよりも、自分の目標や性格に合っている方を選ぶことが大切です。
もし迷っているなら、まずは「家にある古着を1着ずつ」
- 古着屋に持っていってみる
- メルカリに出品してみる
両方試してみることで、自分に合った売り方が自然と見えてくるはずです。
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