「90年代っぽい」「なんか今っぽい」「ストリート映えする」
そんな理由から、古着界隈で再び注目を集めているのがUMBRO(アンブロ)です。
かつては“サッカー用品”のイメージが強かったブランドですが、今ではY2K・テック系・スポーツMIXスタイルのマストブランドとして再評価されています。
この記事では、アンブロのブランド解説から、古着で狙うべきアイテム、年代の見分け方、コーディネート例、そして古着転売の視点まで、徹底的に紹介します!
1. UMBRO(アンブロ)とは?|サッカー由来のイギリス発ブランド
アンブロは、1924年にイギリス・マンチェスターで創業されたサッカーブランド。
名前の由来は創業者の「ハンフリー兄弟(Humphrey Brothers)」にちなみ「UMBRO(アンブロ)」となりました。
特徴
- サッカーウェアのパイオニアブランド
- 90年代~2000年代はプレミアリーグの多くのクラブと提携
- 代表的なダイヤ柄ロゴが印象的
なぜ今、アンブロが再評価されている?
- 90sスポーツMIXやY2Kファッションの再流行
- アディダスやナイキと比べ「かぶりにくさ」が魅力
- レトロな配色やロゴデザインが古着好きに刺さる
2. 古着で狙いたいUMBROの代表アイテム5選
① トレーニングジャケット(ジャージ)
アンブロ古着の王道。90年代の派手めカラーや切り替えデザインが特に人気。
- ダイヤ柄ロゴ×刺繍ロゴ入りが高評価
- 90s製は「MADE IN ENGLAND」タグあり
- 相場:3,000~8,000円前後(状態と年代で変動)
② ピステ(ナイロンプルオーバー)
90sサッカー部の雰囲気を残すアイテム。ゆるめのサイズ感とツヤ感のあるナイロン素材がストリートコーデに◎
- ロゴがデカく入っているものが人気
- アーム太め・裾リブありのものが狙い目
- 相場:2,000~6,000円
③ ゲームシャツ・ユニフォーム系
当時のチームモデルやオーセンティックユニフォームも古着市場で需要あり。通気性の良さや軽さから夏に売れる。
- クラブチーム名+スポンサー入りがレトロで人気
- バックナンバー入りはプレミア感あり
- 相場:3,000~7,000円(名門クラブ系は高騰傾向)
④ トラックパンツ(ジャージパンツ)
裾が絞れるタイプやサイドロゴ入りのものが人気。ストリート・韓国ファッションと相性◎。
- 上下セットならさらに高値が付きやすい
- サイズ感はややタイト目が多い
- 相場:2,000~5,000円
⑤ ベスト・ナイロンジップアップ・アウター系
珍しいラインだが、90sテック系古着として注目されている。ダブルジップや変形シルエットあり。
- ユニセックスで使えるものが多く、女性人気もあり
- 相場:3,000~6,000円
3. アンブロ古着のタグで年代を見分ける方法
アンブロの年代判別には「タグ」が鍵。特に90年代前後のタグが人気です。
タグ | 特徴 | 年代の目安 |
赤×白タグ「UMBRO MADE IN ENGLAND」 | 本国製の証。超人気 | 80s〜90s初頭 |
黒×白ダイヤ柄タグ | 90s後半の代表的デザイン | 1990年代後半 |
シンプルな白地に黒ロゴ | 中国製や現行品に多い | 2000年代〜 |
※タグに「PRO TRAINING」と書かれていれば、本格トレーニングライン。
4. アンブロ古着のコーディネート活用術
メンズおすすめコーデ
- アンブロのピステ×カーゴパンツ×バケットハット(Y2K感強め)
- トレーニングジャケット×スラックス×ローテクスニーカー(脱スポーツな大人コーデ)
- ユニフォーム×ロンTレイヤード×太めデニム(90sストリート感)
レディースおすすめコーデ
- トラックジャケット×ミニスカート×ロングブーツ(韓国風スポーツミックス)
- ピステをワンピ風にビッグサイズで着る(ギャル系に寄せるのも◎)
- アンブロ×アディダスMIXで90sスポーツルック
5. 古着転売視点でのUMBROの魅力
売れる理由
- 古着市場での再評価による需要の上昇
- ナイキやアディダスよりも供給が少なく「かぶりにくい」
- スポーツMIXファッションやストリート系層に刺さる
仕入れ・販売のポイント
- 90sタグ付きは仕入れ即決レベル
- ロゴ刺繍・ビッグロゴ・MADE IN ENGLAND表記は高値狙える
- 季節問わずピステやジャージは売れる(特に春秋)
注意点
- 状態によって価格差が大きい(シミ・破れチェック)
- 現行品はあまり高く売れない(タグで見分けよう)
- ブランド知名度が中堅なので、説明文で価値を伝えることが重要
6. よくある質問(FAQ)
Q. アンブロの古着はどこで買える?
→ セカストやトレファク、メルカリ・ラクマなどのフリマアプリが狙い目。
地方のリサイクルショップに眠っているケースも多いです。
Q. 仕入れ価格の目安は?
→ ピステやジャージ系は1,000~2,500円以下なら仕入れ◎。
ゲームシャツ系は人気クラブなら3,000円でも高値で売れる可能性あり。
Q. 人気アイテムはいつ売れる?
→ 通年売れるが、特に春・秋の軽アウター需要で伸びる。
ピステやジャージは羽織りとして重宝されるため、季節の変わり目に仕込もう。
まとめ|UMBROは今こそ狙い目の古着ブランド!
サッカー=スポーツブランドと思われがちだったUMBRO(アンブロ)。
しかし今では、90年代リバイバル・スポーツMIX・韓国系ファッションなど、多彩なスタイルで取り入れられています。
特に、
- ピステ
- ジャージ
- トレーニングウェア
といったアイテムは古着市場でも人気が上昇中。
しかも仕入れ価格が安く、状態が良ければ高回転・高利益も見込める優秀ブランドです。
「ナイキ・アディダスはもう飽きた」「人と違うスポーツMIXがしたい」
そんな人にこそ、アンブロ古着はおすすめです!