はじめに
「古着に挑戦してみたいけど、何を買ったらいいかわからない」
「買ったはいいけど、思っていたのと違った…」
そんな経験、ありませんか?
古着は一点モノの魅力があり、自分だけのファッションが楽しめる反面、選び方を間違えると「安物買いの銭失い」になってしまうことも。
この記事では、「初心者が特に気をつけたい“避けるべき古着アイテム”」を徹底解説します。状態・実用性・トレンド・リセール価値の観点からNGポイントをお伝えしますので、初めての方でも安心して古着を楽しめるようになります!
1. 状態の悪すぎるアイテム
NG理由:
古着は多少のダメージや色落ちは「味」として楽しめることもありますが、状態が悪すぎるものは、着る機会がなくなるor修繕費がかさむ可能性が高いです。
具体的なNG例:
- 襟・袖がボロボロにほつれている
- 大きなシミ・カビ臭
- ジッパーやボタンが壊れている
- 虫食い穴が広がっているセーター類
初心者が注意するポイント:
- 見た目だけでなくニオイ・ほつれ・機能面も確認
- 少しの破れでも「直して着よう」は、初心者にはハードルが高い
- 古着屋では「状態ランク」が書いてある場合も多いのでC以下は避けよう
2. トレンドから大きく外れたアイテム
NG理由:
「ヴィンテージ=何でもおしゃれ」ではありません。
時代遅れのデザインや、サイズ感が極端なものはコーディネートが難しく、着る機会を失いがちです。
具体的なNG例:
- 肩パッドが極端に大きい80年代ジャケット
- 丈が異常に短い/長すぎるTシャツやデニム
- クラシックすぎるシルエットのスーツやドレスシャツ
初心者が注意するポイント:
- 今のトレンドに近い“再評価されている年代”のものを選ぶ(例:90s、Y2K)
- SNSや古着インフルエンサーのコーデを参考に
- 「古くさく見えないか?」を自問するのが大切
3. ブランド・タグの信用性が曖昧なもの
NG理由:
古着市場には、タグが切れていたり偽造されていたりするリスクがあります。
正確な年代やブランドが不明なものは、価値がつかず転売にも不向きです。
具体的なNG例:
- タグが破れていてブランド不明
- 「Vintage風」なのに実際は量産レプリカ
- Made in USA風な記載だけど実際はアジア製
初心者が注意するポイント:
- タグの種類や年代をネットで調べておく(例:チャンピオンのトリコタグなど)
- フリマアプリで「◯年代風」と書かれている場合は本物かを疑う
- 信頼できる古着屋やメルカリの実績あるアカウントから購入するのが無難
4. サイズが合っていないアイテム
NG理由:
「古着はダボっと着るのがいいんでしょ?」という考えで極端にオーバーサイズな服を選ぶと、野暮ったく見えてしまうことがあります。
逆に、海外製の古着はサイズが小さめなことも多く、実際に着たらキツかった…という失敗も。
具体的なNG例:
- 肩幅が合っておらずシルエットが崩れるジャケット
- 丈が短すぎて今っぽく見えないスウェット
- 袖や裾が長すぎて着こなせないアウター
初心者が注意するポイント:
- 試着できるなら必ずする(ネットなら寸法を確認)
- 日本サイズとアメリカサイズは感覚が異なる
- M表記でも「実寸Lサイズ以上」のケースが多い
5. 洗濯・ケアが難しい素材
NG理由:
ヴィンテージの中には、**取り扱いが非常に難しい素材(ウール、シルク、本革など)**もあります。初めて買う古着で洗濯に悩まされると、それだけで面倒に感じてしまうかもしれません。
具体的なNG例:
- ドライクリーニング必須のコート
- 洗うと縮むウール100%のニット
- 手入れが大変なレザーアイテム(カビやヒビの原因に)
初心者が注意するポイント:
- まずはコットン・ポリエステルなど扱いやすい素材からスタート
- 洗濯表示タグを確認(ないものも多いので注意)
- 自宅洗濯できない素材は、長期的にコストがかかる可能性も
番外編:初心者が失敗しやすい“買わない方がいいシーン”
- ノリで買う“海外旅行先の古着”:サイズ・帰国後の活用シーンを考えていないと着なくなる
- イベントでのまとめ買いセール:安さにつられて“着ない服”を量産しがち
- 「一点モノ」に惹かれて焦って購入:勢いで買うと後悔しやすいので、一晩寝かせるのもアリ
まとめ|最初は“着たいもの”より“着やすいもの”を
ヴィンテージや古着は、個性や歴史が詰まった魅力的な世界ですが、初心者にとっては選ぶ基準がわかりにくいジャンルでもあります。
本記事では、
- 状態が悪い
- 時代遅れのデザイン
- 信用できないブランド
- サイズミス
- ケアが大変な素材
といった避けるべきアイテムの特徴を具体的に解説しました。
まずは、
- 定番ブランド(チャンピオン、ラルフローレン、リーバイスなど)
- サイズ感が今っぽくて
- 自宅で洗える服
から選ぶのがおすすめです。
「これなら着れる!」という成功体験があると、古着はどんどん楽しくなります。
失敗を防いで、古着のある暮らしを気軽に始めていきましょう!
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