はじめに
「スポーツとストリートの架け橋」として、じわじわ人気を集めているのが Reebok(リーボック)。
かつてはアディダス傘下として知られ、ポンプフューリーやクラシックレザーなど名作スニーカーを多数輩出してきました。
実は、リーボックは古着市場でも密かに注目されているブランド。この記事では、リーボックの歴史から人気の古着アイテム、年代の見分け方、選び方のポイントまで、初心者にもわかりやすく解説します。
Reebok(リーボック)とは?
イギリス生まれの老舗スポーツブランド
リーボックは1895年、イギリス・ボルトンで設立されたジョセフ・ウィリアム・フォスター社をルーツに持つ、長い歴史のあるスポーツブランドです。
1979年にアメリカ市場へ進出し、1980年代のフィットネスブームやランニングブームに乗って大きく成長。
特にエアロビ用スニーカー「フリースタイル」や、ハイテクスニーカーの先駆け「ポンプフューリー」で時代をリードしました。
ストリートでの再評価
一時はアディダスの傘下となるも、近年はクラシックなデザインが再評価され、ストリートファッションやY2K(2000年代スタイル)の流行とともに、古着界隈でも存在感が増しています。
古着でリーボックが人気な理由
1. ハズしアイテムとしてちょうどいい
ナイキやアディダスほどメジャーではないからこそ、「ちょっと人と違う」スタイルを作れるのがリーボックの魅力。コアなファンが多いのも特徴です。
2. 90s・Y2Kスタイルと相性抜群
90年代〜2000年代のスポーツ×ストリートファッションといえば、まさにリーボックが活躍していた時代。古着で出回る当時のアイテムは、今のトレンドとマッチします。
3. 手頃な価格で手に入る
ナイキやアディダスに比べ、リーボックの古着は比較的リーズナブル。状態が良いものでも1,000〜5,000円程度で買えることが多く、初心者にもおすすめです。
古着で人気のReebokアイテム
1. ナイロンジャケット(トラックジャケット)
ビッグロゴや切り替えデザイン、レトロカラーが特徴の90sジャケットは特に人気。
肩や背中に「Reebok」ロゴが入ったものは、古着ならではの存在感があります。
2. スウェット・パーカー
刺繍ロゴやワンポイントロゴ入りのスウェットは、シンプルながらも古着コーデにハマります。オーバーサイズでゆるっと着るのが今風。
3. スニーカー(クラシックレザー、ポンプフューリーなど)
特に人気なのが1994年発売の「インスタポンプフューリー」。
カラフルで近未来的なデザインは、90年代の空気感を象徴するアイテムです。
クラシックレザーは、モノトーンで合わせやすく、スポーティ過ぎないルックスが特徴。スラックスやワイドパンツと好相性。
4. Tシャツ・ポロシャツ
胸元ロゴや90年代の企業コラボTシャツなど、遊び心のあるグラフィックが魅力。
夏のワンポイント古着アイテムとしておすすめです。
タグとデザインで見る年代の見分け方
リーボック古着もタグで年代をある程度判別できます。
タグの特徴と時代の目安:
タグデザイン | 年代 | 特徴 |
白タグに青×赤のロゴ | 90年代 | レトロ感強く、人気のタグ |
黒タグに白ロゴ | 2000年代 | よりシンプルで洗練された印象 |
モダンな角丸ロゴ | 現行モデル | スポーツラインなどで使用多数 |
タグの他にも、スニーカーの中敷や箱に記載されている製造年(例:1998)を確認するのもおすすめです。
古着でReebokを買うときのポイント
- 状態をしっかり確認
ナイロンや合成繊維系は、加水分解やベタつきに注意。特に古いスニーカーはソールの剥がれにも注意。 - サイズ感とシルエット
90年代のアイテムはビッグサイズが多め。身幅や着丈など実寸で確認するのがベター。 - デザインで差をつける
ビビッドなカラーやワンポイントロゴ、アシンメトリーな切り替えが古着らしさを演出します。
古着×Reebokのおすすめコーデ
- ナイロンジャケット+ワイドデニム+スニーカー
→ 王道90sスタイル。キャップやショルダーバッグで仕上げて。 - スウェット+タック入りパンツ+クラシックレザー
→ 大人っぽいストリートコーデにもリーボックは◎ - トラックジャケット+ハーフパンツ+ソックスINスニーカー
→ スポーティ×レトロな夏スタイルにも合う。
まとめ
リーボックは、他ブランドと比べて少しニッチな存在ですが、だからこそ古着で差をつけやすいブランドです。
ナイロンジャケットやスウェット、スニーカーなど、初心者でも取り入れやすいアイテムが揃っており、価格も比較的手頃。
タグやデザインをヒントに、あなただけの一点モノを探してみてください。
90年代・Y2Kの雰囲気が好きなら、間違いなくおすすめです!
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