【保存版】古着の知識「素材編」|せどりで役立つ種類・特徴・見分け方

古着せどりをする上で、「素材の知識」は避けて通れない重要ポイントです。

素材によって古着の価値が変わるだけでなく、購入者に適切に説明できるかどうかが売れ行きを左右します。

この記事では、古着でよく出会う素材の種類と特徴、見分け方、メルカリ出品時のポイントまで徹底解説します。


1. なぜ「素材の知識」が古着せどりで重要なのか?

古着の価値を左右する

・コットン100%のUSA製Tシャツ

・ヴィンテージのウールジャケット

・デッドストックのシルクシャツ

素材だけで値段が数倍変わることも。

購入者の信頼につながる

素材を正確に記載すると、「プロっぽい出品者」として信頼され、リピート購入にもつながります。

お手入れ方法や保管にも影響

素材によって洗濯や保管方法も違うので、知識があると状態維持がしやすくなります。


2. 古着でよく使われる素材10選と特徴


2-1. コットン(綿)

特徴

  • 通気性・吸水性に優れる
  • 柔らかく肌触りが良い
  • 色落ち・経年変化(フェード)が魅力

狙い目古着

  • ヴィンテージバンドTシャツ(USA製、シングルステッチ)
  • Levi’s 501などのデニム

見分け方

タグ表記:COTTON 100% or ALL COTTON

触った感じ:サラっとした質感、洗いざらし感が強いものはオールド感あり。


2-2. ウール

特徴

  • 保温性抜群
  • 冬物古着の代表素材
  • 虫食い・毛玉ができやすい

狙い目古着

  • ヴィンテージPコート(US NAVY)
  • レタードカーディガン

見分け方

タグ表記:WOOL 100%

古いものは縮絨加工(フェルト状)がされていることが多い。


2-3. レザー(本革)

特徴

  • 経年変化で味が出る(エイジング)
  • 重厚感と高級感
  • 水に弱い

狙い目古着

  • Schottのライダースジャケット
  • ヴィンテージのフライトジャケット(A-2、G-1など)

見分け方

本革は独特の匂いとしっとり感があり、フェイクレザーはツルツルして均一な質感。


2-4. デニム(綿厚織物)

特徴

  • 丈夫で色落ちが魅力
  • アメカジ古着の定番

狙い目古着

  • Levi’s 501XX(赤耳)
  • Lee 101シリーズ

見分け方

耳付き(セルビッジ)や色落ちのタテ落ちがあればヴィンテージの可能性大。


2-5. ナイロン

特徴

  • 軽量で耐水性あり
  • シャカシャカ音がする質感

狙い目古着

  • Patagonia ナイロンシェル
  • The North Faceのマウンテンパーカー

見分け方

タグ表記:NYLON 100%

古いナイロンは経年劣化でベタつきが出ることも。


2-6. ポリエステル

特徴

  • シワになりにくい
  • 吸湿性が低い

狙い目古着

  • 70’sポリエステルシャツ(ディスコシャツ)
  • トラックジャケット(adidas、PUMA)

見分け方

タグ表記:POLYESTER

光沢感があり、滑らかな触り心地。


2-7. リネン(麻)

特徴

  • 夏向け素材で通気性抜群
  • シャリ感のある肌触り

狙い目古着

  • イタリア製リネンシャツ
  • ユーロヴィンテージのリネンジャケット

見分け方

タグ表記:LINEN

シワになりやすく、ナチュラルな風合い。


2-8. シルク(絹)

特徴

  • 光沢感があり高級感抜群
  • デリケートで扱い注意

狙い目古着

  • ヴィンテージのボウリングシャツ
  • スカジャン(裏地がシルク)

見分け方

タグ表記:SILK

手触りはなめらかで冷たさを感じる。


2-9. アクリル

特徴

  • 軽量でウールライクな見た目
  • 毛玉ができやすい

狙い目古着

  • 70’sニットカーディガン
  • アクリル混のセーター

見分け方

タグ表記:ACRYLIC

ウールより軽く、やや人工的な触感。


2-10. フリース

特徴

  • 保温性と軽さが魅力
  • ポリエステル系が多い

狙い目古着

  • Patagonia レトロX
  • The North Faceのフリースジャケット

見分け方

モコモコ感が特徴的で、肌触りが柔らかい。


3. メルカリ出品時に役立つポイント

タグ表記は必ず記載

購入者は素材で購入を決めるケースが多いため、「綿100%」や「ウール70% ナイロン30%」など正確に記載。


素材ごとの注意点を記載

例:

  • ウール:「虫食い跡あり」
  • レザー:「経年変化によるスレあり」
  • ナイロン:「加水分解なし」

洗濯・お手入れアドバイスを添える

例:「シルク製品のため、ドライクリーニング推奨です」


4. 古着せどりで素材を活かす戦略

高単価狙い:レザー・ウール・シルク

回転率狙い:コットン・ポリエステル・ナイロン

季節性意識:リネン(春夏)、フリース(秋冬)


5. まとめ|素材を知れば古着はもっと売れる

古着せどりにおいて、素材の知識は商品説明・仕入れ判断・販売戦略すべてに直結します。

素材を理解すれば、古着の価値を最大限引き出せ、メルカリやヤフオクでの販売力が一段と上がります。

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