はじめに
古着にハマり始めたばかりの人が最初に悩むのが、「どんなブランドをチェックすればいいのか?」という点。古着はノーブランドでも楽しめますが、ブランド古着には“価値”と“売れやすさ”が備わっています。
この記事では、
・古着市場で特に人気のあるブランド
・ブランドごとの魅力や特徴
・選ぶ際のポイント
をわかりやすくまとめました。
初心者の方にも分かりやすく、またせどりにも応用しやすいように構成していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
- ブランド古着の魅力とは?
- 人気古着ブランドの分類と特徴
- 古着ブランドを選ぶときの3つの視点
- ブランド別おすすめアイテム【例付き】
- まとめ:まずは定番ブランドから始めよう
1. ブランド古着の魅力とは?
ブランド古着の最大の魅力は、「価値」が明確であることです。
- 古くても価値が落ちにくい
- トレンドに左右されにくい
- 市場にファンが多く、売れやすい
たとえば、90年代のチャンピオンのリバースウィーブは、状態が良ければ1万円以上で取引されることも少なくありません。これは、単なる古いスウェットにはないブランドの力があるからです。
2. 人気古着ブランドの分類と特徴
ここでは古着のブランドを「ジャンル別」に整理して紹介します。
◆ スポーツ・ストリート系
ブランド名 | 特徴 |
NIKE | 90年代のスウォッシュロゴや銀タグが人気。Tシャツやナイロンジャケットも定番。 |
adidas | トラックジャケットが大人気。デサント製やトレフォイルロゴは高評価。 |
Champion | スウェットの王道。特にリバースウィーブはプレ値が付く。 |
STUSSY | ストリート系の代表格。90年代USA製は価値あり。 |
◆ アメカジ・ワーク・アウトドア系
ブランド名 | 特徴 |
Carhartt | ダック地のジャケットやパンツが主力。ワーク系ファッションで人気。 |
The North Face | ヌプシ、マウンテンライトなどのアウターが鉄板。90sは特に高値。 |
Patagonia | レトロXやシンチラなどのフリースが定番。旧ロゴは希少。 |
Dickies | ワークパンツの定番。日本でもストリートスタイルとして定着。 |
◆ カジュアル・トラッド系
ブランド名 | 特徴 |
Ralph Lauren | ポロシャツ、BDシャツ、ニットなど多様。刺繍ロゴが人気。 |
Lacoste | フレンチアイテムとしても評価高。特に80s以前のアイテムは希少価値あり。 |
Levi’s | ヴィンテージデニムの王道。501赤耳、66前期などは投資対象にも。 |
3. 古着ブランドを選ぶときの3つの視点
初心者がブランド古着を選ぶときは、以下の3つの視点を意識すると失敗しにくいです。
① 人気のある定番ブランドを選ぶ
→ ナイキ、チャンピオン、カーハート、パタゴニアなどは安定した需要があります。
② アイテムの年代やタグを確認
→ 同じブランドでも年代によって価値が大きく変わります。タグの種類は重要な指標。
③ 自分のスタイル・好みに合ったブランドを選ぶ
→ 無理に流行を追うより、自分が着たいと思えるブランドの方が愛着も湧きます。
4. ブランド別おすすめアイテム【例付き】
ここでは、具体的に仕入れやすく・売れやすいアイテムを紹介します。
● Champion:リバースウィーブ
- トリコタグ(80s)、刺繍タグ(90s)は高額取引の対象
- 状態が良ければ1万〜2万円台でも売れることも
● Levi’s:501赤耳ジーンズ
- 80年代以前のものはヴィンテージ価値あり
- 特にUSA製・66前期・BIG Eは要チェック
● Ralph Lauren:オックスフォードシャツ
- 定番アイテムで回転が速い
- 刺繍のポニーの色やサイズ感もポイント
● Carhartt:アクティブジャケット
- ダック地、裏地付きモデルが人気
- 色落ち・フェード感がむしろ魅力になる
● Patagonia:レトロXフリース
- 高値安定。中古市場でも1万円以上が相場
- 旧ロゴ、USA製は希少性が高くコレクター人気も
5. まとめ|最初は「人気×定番」ブランドから始めよう
ブランド古着は、ただ古いだけの服とは違って、「価値があるから高く売れる」というのが大きなポイントです。
初心者は、
・人気ブランドの定番アイテムから始める
・タグや年代を学んで相場感を身につける
・最初は販売実績を作ることを重視する
この3つを意識することで、仕入れの失敗が減り、楽しく継続できるようになります。