古着は「一点ものの魅力」と「こなれ感」が楽しめるファッションですが、組み合わせ方を間違えると「だらしなく見える」「古臭く見える」といった失敗につながります。
この記事では、古着コーデの基本と失敗しない組み合わせのコツをわかりやすく解説します。
初心者でも今日から取り入れられる、実践的なポイントを紹介します。
古着コーデの基本|まず意識したい3つのルール
「サイズ感」が全体の印象を左右する
古着コーデで最も大切なのが、サイズ感です。
90年代や00年代の古着はオーバーサイズが多いため、「ゆるい=おしゃれ」と勘違いしがちですが、バランスを意識しないと野暮ったく見えてしまいます。
- 上が大きめなら下はすっきりと
- 下がワイドなら上はジャストかショート丈で
このように、上下のバランスをとることが重要です。
例えば「ラルフローレンのスウェット × スリムデニム」や「オーバーサイズシャツ × スラックス」は失敗しにくい組み合わせです。
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「色合わせ」は3色以内にまとめる
古着コーデでは、アイテムごとに個性が強いため、色を使いすぎるとチグハグな印象になります。
まずは「ベースカラー+差し色1色」を意識しましょう。
- ベースカラー:黒・白・グレー・ベージュ・ネイビー
- 差し色:赤・ブルー・グリーン などワンポイントで
たとえば「ネイビーのシャツ × グレーのパンツ × 赤のロゴ刺繍」といった組み合わせは、シンプルながら存在感を出せます。
古着に多い「くすみカラー」も上品にまとまるのでおすすめです。
「清潔感」は古着コーデでも最重要
古着らしい“味”と“ヨレ感”は違います。
襟や袖口の汚れ、毛玉、シワが目立つと一気に印象が下がります。
コーデ以前に、まずはアイテムの状態を整えることが基本です。
洗濯やアイロン、毛玉取り機などを使い、清潔感をキープしましょう。
古着ショップで購入した後は一度洗ってから着るのもマナーです。
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初心者が失敗しやすい古着コーデ例
全身ゆるだぼスタイル
オーバーサイズは流行していますが、全身を大きめでまとめるとだらしない印象になります。
トップスをゆるくする場合は、パンツを細身にしてバランスを取るのが鉄則です。
スキニーパンツやテーパードパンツと組み合わせるとスッキリ見えます。
色が多すぎてまとまりがない
柄物シャツ、カラーパンツ、派手なスニーカー…といったアイテムを全部取り入れると、目がチカチカします。
古着コーデは「引き算の美学」が大切です。
一点主役を決めて、他は落ち着いたカラーでまとめましょう。
トレンド無視の「ただの古い服」スタイル
古着はあくまで今のファッションに馴染ませることが大事です。
90年代のスウェットやトラックジャケットも、現代のシルエットに合わせて着るとおしゃれに見えます。
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古着コーデをおしゃれに見せるポイント
「年代ミックス」で個性を出す
古着は年代ごとに特徴があります。
80年代はスポーティ、90年代はストリートやアメカジ、00年代はミニマルな雰囲気。
これらを現行アイテムと組み合わせることで、抜け感のあるコーデになります。
たとえば、
- 90sのチャンピオンリバースウィーブ × 現行ユニクロのスラックス
- 古着のミリタリージャケット × モダンな白シャツ
こうした「ミックス感」が古着上級者のポイントです。
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「小物」で今っぽさをプラス
古着コーデはどうしても“レトロ”になりがち。
そんなときは小物で現代感をプラスしましょう。
- キャップやニット帽でストリート要素を追加
- シルバーアクセサリーで上品に
- スニーカーはNIKEやPUMAなど、モダンなブランドを選ぶ
これだけで印象がグッと変わります。
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「素材感」で季節感を出す
古着コーデで季節を感じさせるのも大切です。
春夏はレーヨンやリネン素材、秋冬はウールやスウェット素材を意識しましょう。
- 春:レーヨンシャツ × デニム
- 夏:バンドTシャツ × チノパン
- 秋:スウェット × コーデュロイパンツ
- 冬:ニット × ミリタリージャケット
素材を季節に合わせるだけで、こなれ感が生まれます。
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失敗しない古着コーデを作る実践ステップ
- 主役を1つ決める(例:スウェットやシャツ)
- 全体の色を3色以内に絞る
- サイズバランスを整える
- 小物でトレンド感を足す
- 清潔感をキープ
この5ステップを意識するだけで、初心者でも失敗しません。
まとめ|古着コーデは「バランス」と「清潔感」が鍵
古着コーデの基本は、「サイズ感・色・清潔感」。
この3つを押さえるだけで、誰でもおしゃれに見せることができます。
古着は一点ものだからこそ、自分らしさを表現できるアイテムです。
ぜひ、この記事を参考に自分だけの古着スタイルを楽しんでみてください。
